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個人的にですが、ケータイコミックというと「エロいマンガ」というイメージが強いんですね。
ケータイでネットを見てると、ケータイコミックの広告バナーをよく見ると思うのですが、そこに表示されてるマンガってエロ系が非常に多い印象がありまして。
今回取り上げるのはそんなケータイコミックなんですけど、エロいから取り上げるワケじゃありません。



ノ・ゾ・キ・ア・ナ
著者:本名ワコウ/小学館

この作品はケータイのコミックサイト「モバMAN」で配信されてる作品。
何でも「モバMAN」でのダウンロード数トップを独走してるんだそうで。
1巻の時点で既に「トップを独走」と書いてあり、それは現在の最新刊である8巻でも同様。
何はともあれ、まずは作品の中心となる2人を紹介。

b_110706_0001.jpg














主人公・城戸龍彦
専門学校に通うために上京し、1人暮らしするためのアパートを借りたのですが、そこがこの作品の主な舞台。
困ってる人を放っておけない優しい性格…というかお人好しなレベルで、ルックスもそれなりにいいので女の子からは割とモテたり。

b_110706_0002.jpg














城戸の隣の部屋に住む同級生・生野えみる
普段は口数もあまり多くなく、大人しい印象を受ける美人さん。
ですが、彼女がタツヒコに対して持ち掛けた「ルール」が2人のその後を大きく揺さぶる事になります。

そんなワケで序盤のストーリー。
タツヒコが自分の引っ越してきた部屋の壁に穴が開いてる事に気が付き、そこからたまに覗かれてるような視線を感じるものの、穴を覗いてみても真っ暗で何も見えず。
友人と部屋で飲んだ夜、穴から光が漏れてる事に気が付き、覗いてみると穴の向こうには女性がおり、しかもこちらを覗き返してくるじゃないですか。
驚いて隣の部屋を訪問してみると若い女の子が。
逃げるようにドアを閉めようとした女の子を追いかけようとした瞬間、躓いて女の子を押し倒す形になってしまったタツヒコ。
その背後からフラッシュ。
女の子は自分が押し倒されてる様子を写真に撮ってしまいます。
彼女の名前は生野えみる。
「人の『素』の姿」に興味があるという彼女は、タツヒコに「写真」をネタにとある提案をしてきます。
それが「自分見せ合いっこ」
月水金はタツヒコが、火木土はえみるが「穴」を覗く権利を持ち(日曜は休み)、覗かれる方は穴を意識せずありのままの姿を見せ合うというのがそのルール。
その後、タツヒコとえみるが同じ専門学校に通う同級生である事が判明し、「自分見せ合いっこ以外ではなるべくかかわりをもたない」というルールを追加。
えみるに振り回されるタツヒコ、そのタツヒコの事を気に入る女性や、えみるを(性的な意味で)狙う男等が現れ、ストーリーは正に怒涛の展開。
1つの問題が解決したと思ったら、その直後に別の問題が発生し、ノンストップで読者をグイグイ引っ張って行きます。
つまり、この作品の見所はケータイコミック特有のエロいシーンに加え、その続きが気になって仕方が無いストーリー展開
ケータイコミックはエロいだけ、という自分の中にあった固定概念を根本から覆した、エロではなくストーリー目的で読める作品なんです。
とりあえず1巻だけでもいいからまずは手に取って頂きたい。
すると絶対に2巻が読みたくなりますし、その2巻を読むと3巻が気になる。
といった感じで、結局全巻読みたくなる、そんな作品です。
マジで毎回、最後のヒキが上手いんですよね…。
まずは第1話の試し読みができますので、それを参考に。

ちなみに自分は4巻が発売された時に一気に全巻揃えたのですが、その時点で帯に書いてあったのが、単行本累計10万部突破、ダウンロード数30万DL突破でした。
それが最新刊の8巻では単行本累計90万部突破目前、ダウンロード数2000万DL突破だそうで。
この数字の伸びも凄いですよね。

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